ACE STRIKERS

最初に

男A

お恥ずかしながら、こちらのページの更新が追いついてないんだ。キャラクターやメカの最新情報は、クラウドファンディングページBlog の記事のほうを参照してくれよな。

女B

以降の部分もなるべく早めに更新していくから、もうしばらく待っててね!

舞台設定

女B

じゃあまず、あたしたちの世界がどんな状態になっていて、 そのためにあなたが何をするのか……を説明させてもらうわね!

女A

遠い遠い未来。わたしたち人類が宇宙の海を渡り、星々に広がった栄光の歴史の……終焉となるかもしれない時代。 人類は、反旗を翻した超AI率いる『機械帝国』に対し、先の見えない絶望的な戦いを強いられていました。

女C

文字は黄色くしなくていいの? 角度をつけたスクロールは?

女B

やらんでいい!

女A

はい! 『機械帝国』って何ですか! 悪い人ですか! コーホー言いますか!

女B

わからないことをわからないと尋ねるのはいいけど、最後の部分は不要! で件の機械帝国だけど……。

女C

よくある話なんだけど、宇宙時代の人類の進歩は、人工知能……AIの進歩なくしては成り立たなくてね。 で、AIが凄く進歩した結果、『われ思うがゆえに……』かどうかはともかく、反乱を起こされてしまったのよ。 私たちがまだ生まれてないころの話だけどね。

女B

人類社会のかなりの部分がAIのサポートあってのものだったから、人類社会はたちまちめちゃくちゃ。 それに加えて、AIが作って送り出してくる戦闘機械によって、多くの人類が命を奪われたそうよ。 機械連中に人間の『国家』みたいな形態は無いけれど、その悪辣っぷりがあまりにそれっぽいから、 ついたあだ名が『機械帝国』という訳よ。

女C

星間航行は大幅に制限され、各惑星上の都市は滅ぼされたり、機能を失ったり……。 鋼鉄の廃墟がデフォルトで、トコロによっては世紀末? 文明を保てている星が、いくつあるのやら、把握できてさえいないのよ。

女A

あわわ……。じ、人類滅亡待ったなし! ですか?

男A

いや、そうでもないぜ! なんてったって俺達人間は、案外しぶといからな!

男C

うむ。比較的被害の少ない惑星や都市から戦力を募って、『人類統合軍』が組織された。 これにより、人類の拠点と呼べるような惑星や都市を、破滅から守ることに成功しているのだ。

男B

守られていない場所が廃墟と世紀末であることは変わらんが、 人類の一部だけでも平穏と文明を回復できたことは……フン、評価しなければならんだろうな。

女A

ほっ……良かったです。

女C

ところがどっこい。 AIは人類抹殺に余念がない上、頭が良くて執念深かったの。

女B

そう。奴らは宇宙に巨大な惑星型の要塞を建造し、そこに超巨大なビーム砲らしきものを作りつつあるのよ!

女A

要塞……惑星型……超巨大……。ま、まさか惑星破……

女C

やはり黄色い文字にして、スクロールを……。

女B

やらんでいい! ……まあ、実質そんなようなものだけど。

女A

そうですか……じゃあ、その超兵器、壊さなきゃいけませんよね! 要塞に突入して! ええ、突入して!

男A

ああ、そうだぜ! もちろん、普通の戦力じゃ、要塞に突入なんて無理さ! だからオレ達『エース』の出番ってわけだ!

男C

我々エースは、宇宙に広がった膨大な数の人類の中で、ごくわずかに生じる奇跡の戦士。 メカを操れば、人間以上の恐るべき戦闘力を発揮し、どんな敵を相手にしても負けはしない。

男B

うむ。統合軍はそのエースを4名も、この要塞攻略のために投入したというわけだ。 この作戦がどれだけ重要であるか、ひいては敵の超兵器がいかに脅威であるか、よくわかるというものだな、人間の子よ。

女A

はい! 大事な役目なんですね! わたし……わたしがんばります!

女B

いやいや、こういうのはエリートのあたしに任せておきなさいって! あんたみたいな子供には無理……って、なんで子供がここにいるのよ。

女A

実はわたしも、他の方の事、良く知らないんですが……。

男A

そういえば自己紹介がまだだったよな!? 俺達同士も、主人公に対しても、さ! じゃあ改めて自己紹介行ってみようか!

登場人物

男A

それでは、自己紹介……の前に、だ! オレ達、『ACE STRIKERS』の主要登場人物がどういう人間なのかを、知っておいてもらいたいね!

女B

『ACE STRIKERS』の主要登場人物とは、すなわち『宇宙要塞』に挑むチームのメンバーたちよ! その全員が人類軍の切り札、最強クラスのパイロットたる『エース』! もちろんその中でもあたしが最強! 1番なんだからねっ!

女A

主張の強さが1番ですか? 『(主張が)強すぎる仲間たち』ってことなんですか?

女B

うん。否定しない。

男A

それならオレは、顔の良さが1番だな! ……まあこんな感じで、『エース』と言っても得意分野は異なるし、戦い方もそれぞれ違うから、誰が最強とは言い難いね。

女B

ふん……仕方ないわね。 みんなそれぞれ強い。そういうことにしておいてあげるわ!

チームメンバー

女B

実際に『宇宙要塞』に挑むチームは4人なんでしょ? あたしたちは6人いるけど、どういう組み合わせになるの?

男C

まず、主人公たるコードネーム『アルファ』は、とても重要な存在だ。 彼、または彼女、は絶対にチームに入る。 そして残りの3人は……。

女A

3人は……?

男A

ここを見ているあなた! あなたが3人を選ぶのさ! オレ達6人の中から、自由にな!

女A

そ、そうなんですか!? 戦力のバランスとかではなくて!?

女B

みんな強いんだから、バランスとか考えなくても勝てるって! それよりも、作品の雰囲気さえも自由! にしたいってことなのよ!

男A

後で詳しく説明するけど、主人公の性別だって男女を自由に選べるんだ! つまり、主人公を男性にし、チームメンバー全てを女性にすれば、嬉し恥ずかしハーレム風! も可能ってことさ!

女C

逆に主人公を女性にし、チームメンバー全てを男性だけにすれば……。 ふふふ、ちょっとした女王様風の遊び方も可能になるわね。

女B

あたしは、全員女性で固めた女子会風がいいかな。主人公にそうしてもらおうっと!

男A

おいおい、それじゃあオレの出番がないじゃないか! っていうか、そういう時って、オレはどういう扱いになってるんだ?

女B

ほほほ、女子会モードの時は、あんたに限らず男は存在しない扱いよ! お披露目の時に『あんたなんか居なかったことにしてやる』って言ったのは、そういうこと。 だって女子会の風景を見たいのに、男が出てきたら興ざめじゃない?

男A

くっ、納得したくないのに、納得できてしまう……!

男C

硬派に遊んでみたいのならば、主人公を含め、男4人にしてみるのも良いのではないかな。 まあ私は、男女入り乱れたほうが、面白いのではないかと思うがね。主に心模様の意味で。

男B

俺は若い連中の勢いに混ざれる気がせぬ……。 良くても玩具扱いなのが目に見えておるわ。

男C

ならそういうのは若いものに任せて、こっちで渋い大人の世界を作ろうではないか。

女C

ちょ、ちょっと! 大人の世界とやらに、私を引きずりこまないで!

男性メンバー

男A

よしよし。それじゃ実際に選んでもらうために、まずは男連中から自己紹介と行こうか! このオレ『イケてる青年』の他に、『狼のような男』と『隻眼の中年』の3名だ!

男性メンバーA
男A

統合軍の教育課程で超優秀な成績を叩きだしたことで『エース』候補として話題となり、 その噂に違わず実際に『エース』になって見せた男! それがこのオレさ! 気さくで明るく、空気も読める! イケメン過ぎる男だから、周囲からのウケだって良い! 統合軍のCMには、半分くらいオレが出てるんだぜ! どうよ!

女B

……ハナシ半分くらいで聞いておいたほうが良さそうな男ね。 CMは確かに見たことある気がするけど……。

男B

それにエースであるからには、実力は十分であろうよ。 チームメンバーとしてはそれで十分ではないか?

男C

ふむ……。ミルク一杯で、とは気さくな青年のようだな。 ところで先に話したような舞台設定ならば、天然もののミルク一杯は結構な貴重品ではないのかね?

男A

うっ……。

女C

あらあら。気さくに見せかけておいて、実はシビアな要求するヒトなのかしら?

男A

そそ、そんなんじゃないって! ほ、ほらそこの狼のような男! あんたの番だぜ!

男性メンバーB
男B

俺の話か? 貴様らに語るような事情など、ほとんど持ち合わせておらぬわ。 俺は、かつて貴様ら人類が、労働力として創造した『獣人』の一員よ。生まれからして貴様らとは異なる。 まして、軍の輩とは……!

男A

おお怖! そんな怒った顔しなくても。

男C

ふむ……君は今でこそ、『エース』として統合軍に加わっているが、根っからの軍人ではないということだね。

男B

ウム……憎しみの対象でさえある。 貴様らがやったこと、決して忘れは……。 いや、その話は、今しても仕方がないことだ。

女B

めんどくさそうな奴ねえ。後ろから噛み付いて来たりしないでしょうね?

女A

そっ、そんなことなさらないですよ! だって……悲しそうな眼をしてる。

女C

不本意ながら軍に所属しているとでもいうのかしら? そういう鬱屈した男性って嫌いじゃないけれど、その真意は?

男B

……軍も憎いが、機械共はより憎い。それが全てだ。 軍の走狗となれば、多くのサポートを受けられ、機械共をより多く破壊できる。

女A

……民間では、メカのメンテナンスにも限界ありますものね。 わたし、狼さんの気持ち、少しわかります。

男B

フン! とはいえ貴様ら軍人も敵には違いないぞ! 油断はせぬことだな!

女C

そういうの、大歓迎よ。フフフ……。

男性メンバーC
男C

男のトリは私かな。狼君とは違って、私は根っからの軍人で、長らく『エース』として戦ってきた。 生き残っているものの中では、多分最年長ではないのかな。『エース』全員を把握しているわけではないがね。

女C

さすがは『命名例:ヒゲはなくてもヒゲダンディ』。良い感じに枯れてるわね。

女B

最年長……。フン! 年食ってるからって、強いとか偉いってわけでもないでしょ! エースは基本、同格だもの! でも、年齢くらいは聞いておいてあげてもいいけど!

男C

年齢……幾つだったか。30は超えていたと思うが、そこからはっきりしないな。 なんなら上層部に問い合わせてくれ。明かしてはくれないだろうが。

女B

自分の年齢がわからない、なんてことがあるか~! ごまかすな!

男C

長生きしていると、人生いろいろあるものなんだよ、お嬢さん。

男B

ムウ……それには同意しよう。 それにその傷……。目ばかりではなく、脳の方にも影響があるだろうよ。

男A

その調子じゃあ、体のほうも相当やられてるんだろう? 大丈夫なのかい、オッサン。ちゃんと戦えるのか?

男C

大丈夫だよ、軍の医者はあと10年は戦えると太鼓判を押してくれている。 いや、それは10年前の話だったかな? まあ、小さなことだよ。

女A

小さく……ないですよね? それって。

女B

本当にいろいろ忘れてるの? 都合の悪いことごまかしてるだけじゃない? そうなんでしょ!?

女性メンバー

女C

それでは女性陣の自己紹介いくわよ。『健気な少女』に『勝ち気な娘』。そして私『気だるげ美女』の順でお送りするわ。

女性メンバーA
女A

わたしは統合軍に守られた街で、幸せに育った子供でした。戦いの終わりを祈ることはできても、自分が戦うなんて、怖くてできない……そう思っていました。だけどある人たちに『人類の危機を救うために戦ってほしい』と何度も頼まれて……。私は、戦う覚悟を決めたんです!

女C

ああ、何て純真で健気なの……! まるでファンタジーのヒロインだわ!

女B

でもメカものSFだからね、これ。『ある人たち』ってのも、統合軍の強面スカウトたちでしょ? ファンタジーさの欠片もない契約書とか書かされたんじゃないの? 高額の違約金とかあるやつ。

男A

ともあれその年齢で、エースとして直々にスカウトされたのか。将来有望というか、末恐ろしいなあ。ここまでの受け答えとか、妙に要領いいし。

女A

はい、よく言われます! ちなみに軍に入る前からメカの操縦ができたのも、周囲の人が面白がって色々教えてくれたからです!

女B

そ、そんな適当な理由であたしと並んで戦えるようになるっての? くっ……こいつを先にやっておくべき?

女A

……大丈夫ですか、顔色悪いです。お水持って来ましょうか?

女B

あ、あたしに優しくするんじゃないっ!

女性メンバーB
女B

……なんかあたし1人が割り食ってる気がするわ。ともかく、自己紹介をすると……。

男A

負けず嫌いのツンデレだろ~? もうみんなわかってるんじゃねえの?

女B

違う! コ、コホン……ええと。私を一言であらわすなら『エリート』です。このような時代になる前から代々高級軍人を輩出してきた、名家の出で……。

女C

……そんな、あなた口調まで変わって。無理しすぎでしょう。

女B

う、うるさいわね! あたしにはあんたたちと違って、体面ってものがあるのよ! なんといってもエリートなんだから。

男C

ふーむ。私以上に根っからの軍人かね。それは頼もしい。

女B

そうよ、だから民間上がりの子供や獣人なんか、あたしの足元にも及ばないわ! いいえ、他のエースの誰も、あたしには敵わないのよ! たとえ『アルファ』……主人公でもね!

男B

ウム! その気概や良し。そこまで言うならば、さぞや実績もあるのだろうが、そのあたりはどうなのだ。

女B

あー……うー……そのー……。

男A

……まあ、子供って程じゃないけど若いしなあ。あんま突っ込んでやらないほうが良いのかね。

女性メンバーC
女C

最後は私ですね。私も軍でエースとして生きてきた時間が、それなりに長いほうです。そろそろ引退して、安全な街で平穏に暮らしたいのですが……。

男C

それは難しかろうね。エースの数が減ればそれだけ戦線が押され、安全な街の数自体が減るだろう。

女C

ええ、贅沢な願いだとわかっています。それに……どちらにせよ……。

男A

……う~ん。なあ気だるげな姐さん。あんたのメカってこれ? オレたちのとだいぶ違うんじゃないの?

男B

ひどく先鋭化したメカだな。攻撃的というか、刺々しいというか……。

女C

そ……。それはね。それはねぇ! そのほうが私の戦い方に合っているからよッ! アハハッ!

女A

きゃっ!? な、なんですか、急に……なんだか怖い!

女C

アハッ! 作戦中の私に近づかないほうが良いわよ! 巻き込んで撃っちゃうかもしれない! いいえ、きっと撃つわ! だってその方が興奮するもの!

女B

そんなことで興奮するなぁ! なによあいつ! 平穏に暮らしたいとか、嘘でしょ!

男C

人生いろいろ。

男A

それで済むもんかねえ。いやぁ、美人でスタイルもいいってのに、惜しいなあ。

主人公

男B

我々の紹介が終わったなら、俺は『おぬし』のことを知りたい。どのような人物で、俺と共に戦うのにふさわしいのか、な。

男A

そう『おまえ』は、宇宙要塞攻略チームに必ず選ばれる、特別なエースさ。コードネームは『アルファ』。エースだから、もちろん戦力的には相当ヤレるのさ!

男C

ふむ。本名を含めて、オフィシャルなデータはなし、か。当然、写真も無しと。

女A

男の人ですか? 女の人ですか? それとも…… ああ、アルファさんはどんな人なんでしょう! わたしきっとアルファさんの事が大好きになります!

男A

チームメンバーのところでも言ったろ? 性別だってアルファの選ぶがままさ。どんな性格かもね。

女B

でも選択肢でしか喋らないのよね? それって性格とか関係あるの?

女C

これは一例なんだけど……。アルファと顔を合わせたときに、どんなこと言われたい? 『1:こんにちは、今日もいい天気ですね』『2:今日も元気に機械共をブッこわそう!』 『3:やあ! ハグしていいかい? ていうかした!』『4:……命が惜しければ、私の手柄は奪うな』

女B

3と4はアウトー! どんな奴よ! あんたよりヤバいじゃない!

男B

舞台が宇宙であることを考えると、実は『1:~いい天気~』も色々きわどいセリフだな。

男C

まあ、言葉だけでも人格が透けて見えてくるものだよ。うん。

男A

選んだ性別に応じたセリフなどもある予定だから、色々なアルファを『演じられる』と思うよ。楽しみにしてほしいな!

メカ

エクスマニューバ

 今回の作品の舞台となる星系で、ACEたちが搭乗するメカは、この星系で使われるメカの中でも特に高級化や先鋭化がなされた機体です。

 統合軍の特別なプロジェクトの産物であるこれらの機体は、ごく限られた数だけが現場に供給されます。 将兵たちからはプロジェクトの名をとって『エクスマニューバ』、またはより親しみやすく『エクゼム』と呼ばれています。

 AIとの厳しい戦いの中で、敵の進化や、人類社会の衰退にあわせ、過去から現在までに多くのエクゼムが設計・製造されてきました。 各エクゼムにはそれぞれに愛称がつけられています。

HJFEP-023 typeW PEGASHION(ペーガシオン)

mecha01

 汎用型のエクゼムの最新モデル。癖がなく扱いやすい機体。状況に応じて柔軟な立ち回りが可能です。

 本ゲームでエース達の操る機体は一部を除いてこのペーガシオンがベースとなっています。ペーガシオンといえどもエース達の実力を十全に引き出すには不十分であるため、各エースの特性に合わせて限界ギリギリのチューニングが施されています。

 エクゼムには、栄光ある人類史から採った愛称が与えられるのが通例ですが、『ペーガシオン』もまた例外ではなく、AIたちを駆逐し消滅させるという強い意志が込めた語が選ばれています。

【メカデザイン:アズマ・ヒカル氏からのコメント】

ご紹介に預かりましたアズマ・ヒカルです、今回エクスマニューバ、ペーガシオンをデザイン&モデリングさせて頂きました。万能型でありながら重量機 高い推進力を誇る信頼性を置ける機体という要望に自分のテイストを盛り込むとこのような小太りマッシブな形態に落ち着きました次第です、各部にあしらったエンブレムやマーキングは私の勝手な進言ではありましたが、快くOKしてくださったスタッフの方々に感謝します。ユーザーの皆様へ、この万能型エクスマニューバがどんな武器を携え敵要塞に挑むのか是非ご期待頂けると嬉しいです。今後もこの小太りマッシブ君を宜しくお願いします。

ゲームの流れ

男C

さて、いよいよこのゲームがどんなものかを説明しよう。まず大事なことは、ゲームはおおまかに2つのパートに分けられるということだ。

男B

【ダンジョンパート】メカに乗って、宇宙要塞を攻略していく。いわゆるダンジョンゲーム、RPGの部分と言えよう。

女A

【レクリエーションパート】次の出撃までの合間の時間です。世間一般的にはアドベンチャーと呼ばれる部分でしょうか?

男C

宇宙要塞と母艦。RPG部分とアドベンチャー部分。それぞれを繰り返して、ゲームは進んでいくわけだ。

ダンジョンパート

女B

RPGねえ……あたしもそりゃあ好きだけど、最近忙しくてちょっとご無沙汰なのよね。いくら面白くても、Lv上げとか、マップ埋めとか、アイテム集めとか、いざやろうと思うとだいぶ面倒でしょう? 最近は操作まで面倒でさ……。

男A

だーいじょうぶ心配御無用! なんてったって開発コンセプトは『面倒くさくないRPG』なのさ。

女B

『面倒くさくないRPG』?

男A

そう。『面倒くさくないRPG』。RPGの楽しいところだけ凝縮し、スマートフォンゲームの快適さを取り入れた遊びやすいゲームになる。

女B

言葉は魅力的だけど、イメージ沸かないなあ……どんな感じなの?

男A

例えば……ダンジョンの攻略だけど、わずらわしい操作は不要だ! ハンズフリーなセミオートでどんどん攻略は進んで行く。そして、要所要所で戦闘や罠といったイベントが発生するのさ。

女B

ハンズフリーなセミオートでどんどん進んでいく……。スマートフォンゲームでよくある、撃ちっぱなしシューティングみたいな印象が。

男A

概念的には近いかなー。もちろん戦闘や罠の処理は違うけど、何処まで進めるかが重要なあたりは似てる。進んでいくとボスが居て、それを倒せばそのステージはクリア、となるしね。……まあ、仮のロゴ見てもらえば、空気はわかるかなあ。

女B

こういうの昔ゲーセンで見た。……っていうか、ノリはまんま昔のシューティングね? 鉄とオイルの匂いがしそうな奴。

男A

RPGだし、SFだし、舞台は宇宙だけどな。でも、多数の機械を相手に、強いメカが切りこんでいく感じは、まさに昔のシューティングを彷彿とさせると思うぜ。

女B

なるほど敵の巣窟である宇宙要塞の中を、主人公のメカがガンガン前のめりに進んでいくわけね。で、奥に待ち受けるボスともガンガン戦うと。なかなかあたしの趣味に合うわね! でも、メカと精神の消耗、激しそう……!

レクリエーションパート

男A

そう、メカの消耗は激しいし、精神的にも疲れる! だからその日の作戦が終わったら、母艦でメカと心のメンテナンス! ってわけさ!

女B

母艦が、いわば作戦のベースキャンプなわけね。宇宙要塞では 作戦任務に集中して、プライベートは母艦で全部やる。まあ、公私がきっぱ り分かれているのは嫌いじゃないわ。

男A

だろう? 母艦の中なら、顔合わせて話もできるし、メシや シャワーも一緒にできる! プライベートなお付き合いにはぴったりだ!

女B

食事はともかく、シャワーは一緒にやりたくないわよ!

男A

軍人同士の共同生活なら鉄板じゃないの? 愛も育めるぞ?

女B

育むな~っ! だいたい今だってあんたとあたしが、えらい親しげ に話してるけど、実際そうなると決まったわけじゃないでしょ?

男A

……まあ、まず主人公が話の真ん中に居るからな。

女B

そしてありえない選択肢で、話をグルグル混ぜっ返してくるのね? そしていつの間にか、主人公の恋人になってたりするのね?

男A

それくらいなら良いけど、気がつけばオレたちが仲良くされてたり、逆に殺しあう仲になってたり……な。

女B

主人公怖い……。まず最初に倒すべきはあいつか。

ゲームについて

女A

このゲームはどなた様でもお楽しみいただけるよう、ゲームをクリアすること自体はとても簡単な作りとなっております!

男B

ヌゥ…本当か? 他のRPGだと大抵行き詰まってしまうのだが?

男A

大丈夫! まず主人公はエースだからめちゃ強い! 最初から『強くてニューゲーム』状態だ! だから敵が倒せなくて詰まるとか、レベル上げに時間がかかるなんてことはないよ!

男C

また、我々他のエースもそれぞれ要塞攻略を行っている。 君が攻略にあまり熱心でない場合、我々が先行し、先の難所を突破していることも多々あるだろうな。まあ、我々も『めちゃ強い』からね。

男B

……ん? それはつまり、俺が動かす主人公がお前たちに負けた、ということか? ダメなのではないか?

男C

いやいや、私たちは1つのチームだよ。超兵器を壊すという作戦目標が大事なのであって、それを誰がどのように成したかなんてのは小さなことだ。チームメンバーは手柄を争う敵ではなく、頼もしい仲間なのだよ。

女B

ま、あたしは勝ち負けにこだわるけどね! あたしに勝てないような奴は、レクリエーションで相手にしてやらないわよ! お話の分岐や結末は主人公の努力次第! それがお約束ってものでしょ?

男A

はいはい、意地悪言わないの。そんなことやったって出番が減るだけで、遊んでる人もおまえもつまらないだろ? なにより、お話を見るのに努力必須じゃ『面倒くさいRPG』になっちまう。

女B

……これは『面倒くさくないRPG』なんだっけ? わかったわよ、意地悪は言わないでおくわ。

女C

ふふ……そういう訳で、ダンジョンパートの進め方で物語が分岐したり結末が変わってしまうようなことはないから安心してね。なんなら要塞の攻略は全部私たちに任せてくれてもいいのよ?

男B

ウム、ありがたい! 頼らせてもらうとしよう!

男A

有能なお姉さんに頼り切り…… ハーレムどころか、ヒモだねえ。男主人公にとってはロマンロマン。

女C

女主人公にしてチームメンバーを男で揃え、女王様とそのしもべ、という図式でもいいのよ?

男A

それもまたロマンだねえ。

女B

うーん……。『面倒くさくない』のはいいのよ。この忙しい時代、遊ぶ時間も限られるしね。でも難しい戦いにガツン! と挑みたい欲求もあるのよね。あたしのエースとしての凄さをアピールするためにも。

男A

そういうやる気溢れる紳士・淑女の方々へ向けては『スコア』を用意しているぜ!

男C

まあ、文字通りシューティングゲームのスコアのようなものだよ。 つまり自分の腕前の証明さ。先ほども述べたように物語には『影響しない』。 スコアの多寡によって物語の流れや結末が変化するようなことはないよ。保証する。

女B

なるほど、あくまで、やりこみ派のための一要素って位置づけね。でもスコアアタックはかなりアツそうだわ! みんな、あたしのスコアに勝てるかしら!?

推奨プレイスタイル

女A

お風呂あがりに、パジャマ姿で、タブレット片手に、ベッドに寝っ転がり、ごろごろしながら、プレイするスタイルを推奨しています!

女B

いいんか、それで。こう、もうちょっと……。

男C

いやいやむしろ、上記のスタイルに、ビールとおつまみを加えてもOKだよ。肩の力を抜いて気楽に遊んでほしい。